2001年01月
・2001.01.31
 石倉八戸パークホテル取締役西洋料理長の受賞祝賀会に出席しました。

氏は「味に苦しみ味に喜ぶ」西洋料理一筋に、39年間にわたり調理技術を磨いてこられ、数々の受賞暦があります。このたびは周辺町村産の食材をフルコースに仕上げて、地場産品の消費拡大と食文化の向上に尽力されたご功績が認められ、青森県の卓越技能者表彰を受けられました。
 
これを記念した今夜のコースメニューは、地元産の青果物がたくさん使ってあり、納入業者として大変うれしく、おいしく頂いてまいりました。
 
納入させて頂くようになってから、もう10年位になります。最初のころは商品をなかなか気に入ってもらえず、返品されて悔しい思いもしましたし、またご迷惑もおかけいたしました。これからもご期待にそえるよう、気を抜かずに努めてまいるつもりです。最近は新規のお客様まで紹介して頂けるようになり、本当に感謝にたえません。
石倉料理長の今後ますますのご活躍を、心からお祈り申し上げます。
 
ちなみに氏は、お若いころに欧州で修行されてから独学で外国語の勉強も続けてこられ、外国人のお客様との会話には不自由しないとのことでした。
 
(2002.07.04追記)
この度、石倉氏は青森県から「あおもり 食の達人」に認定されました。県内から16人の調理人が選ばれ、パークホテルさんからは中国料理の沼山氏も認定されました。
 
(2003.03.05追記)
このほど石倉氏は、調理業務の発展向上に貢献したとして、厚生労働大臣表彰を受賞されました。
 
・2001.01.29
 中央会ほか共催の青森での「経営講習会」に出席してきました。

毎年この時期開催され、多彩な講師がお出になるため、楽しみにしている講習会です。
はじめに大谷由里子吉本興業プロデューサーが、いまどきの若い人たちのトレンドを解説してくれました。
自分が何をしたいのか分らない。いい上司、尊敬できる上司がいない(耳が痛くなります)という若者が多い。でも吉本では、さんまやダウンタウンのような年収1億円超の先輩が、身近な目標としているので、ワンステージ500円のギャラでも、歯を食いしばって頑張っていられるとのことでした。「笑いは副作用のないクスリです」とはさすが吉本ですね。
 
トリは唐津一東海大教授で、日本の製造業の底力の強さを、最新のデータを駆使して解説してくれました。
最近は5年サイクルで世の中が変わる「スピードの時代」とのことです。青森県には今世紀に最も貴重になる資源の、「豊かな大地」と「きれいな水」があり、レベルの高い食品加工産業もはりついているので、これからの農業には大変期待できるとのことでした。
先生は80歳をこえる年齢ながら声にハリがあり、評判どうりの「元気ハツラツ、ネアカ楽観主義」のお話でした。
 
同年配の方々では、アサヒビールの樋口名誉会長、県立宮城大の野田学長、、元NHKアナウンサーで県の文化アドバイザーをして頂いている鈴木健二さん、女性では、県境をこえてすぐの浄法寺町天台寺で、春から毎月「さわやか説法」をしてくれる瀬戸内寂聴さんなどが、私達よりも実に活発に全国を駆け回って、大活躍をしておられます。お話を聞かせて頂くたびに、私達の年代の最近の元気のなさを感じつつ、「もっと頑張らなくっちゃ」と心に誓うことしきりです。
 
・2001.01.28
 春の足音を感じながら、「北のはちのへ自慢の一品フェア」を見学。

昨日から関東地方に大雪があり、当地にもこれまでの軽い雪とは違い、重く湿った雪が積もりました。除雪するのにひと苦労ですが、この変化は着実に春が近づいてきていることを、当地では示しています。
 
今日はユートリーでの、標記の物産フェアを見てきました。当市と周辺町村から、こだわりの逸品が55品出展されました。
当社から食品メーカーさんに納入させて頂いた、食菊・大根・人参・ごぼう・きのこ類などが、いろいろな商品に使われていることを再認識してきました。
 
当地には北三陸の豊かな漁場と野菜の大産地が控えており、飼料の輸入基地もあって畜産も盛んで、実に豊富な食材に恵まれています。来年の12月にせまった新幹線開業を機に、これらの商品やこれから生まれてくる新商品が、全国ブランドに育っていってくれることを願ってやみません。
 
新しい駅舎の鉄骨構造物も姿をあらわしてきました。もうすぐ新幹線が乗り入れてくる期待感で、駅の近くを通るたびに、心がワクワクしてくる今日この頃です。
 
・2001.01.24
 今日は久しぶりに、日中気温がプラスになりました。

全国各地から大雪のニュースが届いておりますが、当地は青森県ですが積雪はゼロです(信じてもらえないかも知れませんが)。しかしここ半月くらいは真冬日が続き、市場内のあちこちで水道管が凍結してしまいました。冷蔵庫の中の方が暖かい日?が、こんなに続いたのはめったにないことです。
 
この影響で野菜が全般に、高値に張り付いております。入荷量の回復はしばらく見込めそうになく、来月までこの相場が続きそうです。
例年この時期は量販店の「100均セール」が続くため、担当者にとっては今年はとくに、品目選定や価格調整での悩みが尽きないことになりそうです。
 
・2001.01.16
 「野菜産地づくりシンポジウムin三八」に参加しました。

三八農業生産対策推進本部などの共催で、野菜生産者や団体の役職員約300人が参加しました。
 
はじめに優良生産者に対し、県知事などからの表彰がありました。
続いて市場勤務40年という、大果大阪青果の小野総括野菜部長による、「輸入野菜拡大の中での産地づくりとその方策」との演題で講演がありました。要旨は次の通りです。
 
1.異常高値が続くと輸入野菜が急増し、その後数年間は価格の低迷が      続く。

2.加えて中国のナス、長芋、韓国の胡瓜、トマト類、ロシアの南瓜、米   国、豪州のイモ類などが、次の対日輸出の機会をうかがっている。

3.輸入野菜の増加傾向と、小売段階での安売り競争が続くことにより、  これからの野菜には高値を期待できない。

4.これからは国際的な競争になる。加工需要の一部は輸入品頼みにな  ってし まったが、その他の分野ではできるだけ国産品を使いたい、食べたいと考えている。

5.日本の商社は、海外でいろいろトラブルを起こしている。輸出国も国内事情が変われば、輸出が困難になってくる可能性が高い。
 
6.生産者は輸入品に負けない品質の野菜を作り、生産コストを下げ、流  通業者も協力してコストを下げることで、今より安い価格を維持できれば充分に勝てる。たとえば出荷規格の簡素化やバラでの販売など、改善の余地はまだまだある。官民あげて協力しあって、国内有数のこの野菜産地を、維持拡大してもらいたい。
 
その後、受賞したお2人から事例の発表がありました。
 
・2001.01.15
 13日夜に開催された市場合同の「新年祝賀会」に出席してきました。

この祝賀会は77年に中央市場が開設されて以来、6年前の正月に襲った「三陸はるか沖地震」の時も中断することなく、毎年続いてきた年中行事です。その後開設された「花き部」も加わって、市場関係者から400人程度の参加者があります。これだけ長い間続いている、若い社員も参加しての新年会は、全国的にも例を見ないのではないでしょうか。
 
ややもするとマンネリ化しがちで、毎年の実行委員の方々の苦労がしのばれます。今回は「水揚げ数量日本一」の魚市場関係者を初めてお招きしたこと、市場運営協議会に女性委員が増えたことが印象的でした。
また多くの方々から、このHPの内容の充実を期待するお言葉を頂きました。ありがとうございます。
 
話は変わりますが、ホテルでの宴会に出席していて、いつも気になることがあります。それは出てくる料理に、野菜や果物の出番が少ないということです。
納入させて頂いているホテルの関係者には、機会あるごとにもっと使って下さるように要望し続けております(肉屋さんには申し訳ありませんが)。
 
しかしながら、野菜料理ではお客様からおカネを頂けないという、旧来の考え方から、抜け出せないでいるように見受けられます。高齢化の進展と「健康志向」が高まるばかりの昨今、おいしい野菜料理こそが、消費者から求められているということを、これからも声を大にして発言して参ります。
 
・2001.01.12
 龍輪(たつわ)商工中金八戸支店長の講演会に参加しました。

青果卸売組合の主催で市場会議室で開催されました。講演の中では、「世の中の現在の混迷状況は、人間としてのふれ合いが希薄になり、意思疎通が不足してしまったことからきているのではないでしょうか。経営者は商売の原点に戻り、現場を見て、現場の声を聞いて判断していくことで、現状を打破していきましょう」という一言に共感を覚えました。

講演後の懇談の中で、市民が自分達の街の歴史的、文化的な良さに気付いていないため、縄文遺跡、えんぶり、三社大祭、種差海岸などのPRが不足しているとの指摘や、新幹線八戸駅から、櫛引八幡宮、市立博物館、長者山、旧市街、港湾地帯、八食センターを巡る循環バスの運行などのアイディアが出ました。
 
・2001.01.02
 元日は休みを頂き、今日が初荷となりました。
 今年もよろしくお願い申し上げます。

市場の初売りは5日ですが、当社は地物野菜は年末に卸売会社に予約し、新年のあいさつをしながら精農家から集荷しております。

食品メーカーさんの中には9日から操業という所もありますが、殆どの量販店や中食・外食産業が元日から営業しております(別な言い方をすれば年中無休です)。

このように社会が変化してきているのに、市場の年末年始の休市は長過ぎます。これではますます市場外流通が増えるばかりです。新鮮な商品を供給することが責務である私達が、越年品を売ってお茶を濁している現状を、早急に改善しなければなりません。

いちごや七草セット、軟弱野菜、切花をはじめ専業農家は正月も休んではいません。来年の正月からは1日でも2日でも早く初売りをすることを、機会あるごとに提案して参ります。
このことで減った休日は、「商閑期」である1月2月の祝日のない水曜日に振替えることも提案いたします。

さてこのHPは、「50の手習い」で若い人たちに教えてもらいながら作り始めた、念願の真面目一方なHPです。
ここまでたどり着くのに、初代のパソコンを購入してからでも4年経ちました。私の年代からすると、免許こそ要らないものの使いこなせるようになるまでは、自動車運転免許を取るくらいの時間と集中力が必要でした。使えば使うほど奥が深く、頭が良くて便利な道具だと感心しております。

今年は画像の入れ方なども勉強しながら、より新鮮な市場内外の話題を発信して参ります。どうぞよろしくお付き合いください。
 

 
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