2001年07月
・2001.07.24
 「最強のインターネット検索術」セミナーを受講しました。
 
 静岡在住の「初代・検索の鉄人」関裕司氏直伝の標記セミナーが、八戸商工会議所の主催で開かれました。
 
 各サーチエンジンの仕組みや機能と、その使いこなし方の説明に続き、専門家の収集した最新データの利用法、その専門家の情報収集術、有料サイトよりも内容が充実している無料サイトの例など、価値ある情報を素早く的確に見つけ出す、数々の驚きのテクニックを教えてもらいました。
なにごとによらず「日本一」という人のワザは見事なもので、あっという間の2時間でした。
 
 ところで今日は横浜市で、仲卸の全国連合会総会が開かれており、「適正取引(バイイングパワー)問題について」と題して細川酪農学園大教授の、「今、何故市場でITか」と題して藤島東京農大教授のご講演が日程に入っておりました。
 
 日ごろから関心を持っているテーマですので、飛び込みで聴講させてもらうつもりでしたが、水曜日の臨時休市前で何かと忙しかったのと(時節柄大変ありがたいことです)、記録的猛暑の予報に恐れをなして取りやめにしました。
たぶん農経新聞さんが取材しているでしょうから、その詳報を待ちたいと思います。
 
・2001.07.14
 「小泉内閣メールマガジン」を読むようになってから
 
 標記メルマガが、毎週木曜日に首相官邸から配信されるようになってから、もう1ヵ月が経ちました。小泉総理の人気絶頂振りを反映して211万人もの読者がおり、「首相官邸HP」へのアクセスも1日平均で114万ページビューに昇るそうです。
私も読者の1人ですが、これまで政治を外野席から眺めていたのが、バックネット裏まで近づいて見ているような感じになってきました。
 
 このメルマガが進化して双方向となり、アンケートやネット投票まで可能になれば、政策決定のスピードも早まって、議員や公務員をどんどん減らせそうな気がします。これで世界一の財政赤字も徐々に解消され、IT革命のひとつの具体的成果となるのではないでしょうか。
世間では夏季賞与の支給時期に入っておりますので、ついでに言わせてもらえば、これだけ財政が赤字で火の車なのに、首長や議員・公務員に賞与をまともに支給し続けることに、納税者として釈然としないものがあります。国や多くの地方自治体が、破たん寸前の非常事態になっているという認識が欠けているとしか思えません。
 
 そして今まさに参議院選の真っ只中ですが、この期に及んでも議員の定数削減の議論が出てこないのも不思議です。たとえば日本の倍以上の人口がある米国の上院でさえ定数は100人なのに、わが国の参議院が252人でなければならない理由がどこにあるのでしょう。
また衆議院や地方議会も、率先して定数の削減努力をしてくれることを期待します。たとえ半減になったとしても選び抜かれた優秀な方々で、その責務は充分に果たせると思うのですが。
このあたりの「聖域」を真っ先に手直ししてから、国民に「痛みの分かち合い」を呼びかけるのが、人の上に立つ方々の筋の通し方なのではないでしょうか。
 
 昨年暮れに、あれだけ世間を賑わせた「加藤紘一の乱」の例もあるように、熱しやすく醒めやすい日本の国民性からして、小泉さん人気もいつまで続くか分ったものではありません。
このメルマガの中身の程度はさておき、政治への関わり合いをなるべく避けていた私のような大多数の有権者に、これくらい関心を向けさせたことで、発刊の意義は大いにあったとの評価はされるでしょう。
 
 ところで内閣府が先に発表した6月の景気ウオッチャ−調査結果によれば、街角の景況感は過去最悪となり、「列島総不況」の実態が浮き彫りとなってきました。
そして小泉内閣の「聖域なき見直し」が文字通り実行されれば、数万社の倒産と20万人から100万人の失業者が、新たに発生するとの予測も出始めました。(数字に随分ばらつきがあるのが気になります)
 
 また去年2月からの、マクドナルドの平日半額セールに始まった外食値下げ競争も、ロッテリア、モス、牛丼の吉野屋と続々追走して、泥沼に填まった感があります。
創業30周年で近々店頭株を公開するマックの藤田社長は、1個45円まで値下げが可能だとの、とどめを差すような発言までしています。
(6月26日付け日経新聞)
 
 これらの影響もあって、青果物も今までに経験したことがない単価の下落が続いており、我が業界は厳しさを増すばかりです。
前述した数万社の中に当社も数えられ、これまでお世話になった方々に、万が一にも迷惑をかけることがあってはなりません。お国の心配より自分たちのことが先なのが本音のところで、当社にとっても今年は待ったなしの、「改革断行」の年となるのは間違いありません。
経営者の私はもとより各社員が、本当の実力を試す絶好の機会と捉え、会社存続の道筋を「全社一丸」となって探ってまいるつもりです。
 
 
 (2001.07.31追記)
 
 小泉内閣の高人気から、今回の参議院選挙の投票率アップを予想していましたが、結果は意外にも前回より低い56%に終わりました。
600億円を超える費用のかけ方の是非を含め、選挙制度のあり方を根本的に見直す時期にきているようです。首相官邸のHP内に設けてある「ご意見募集」のコーナーに、私なりの改善策を投稿してみようと思っています。
 
・2001.07.04
 「あおもり産業振興フォーラム」に参加しました。
 
 青森市で開催された21あおもり産業総合支援センターほか共催の、「21世紀を勝ち残る起業家精神とは何か」をテーマとした標記フォーラムに参加しました。
 
 冒頭来賓の木村知事から、若い頃農業をやって行商をした経験が、政治家になった現在もたいへん役に立っている。今日ご参加の経営者の皆さんには、これまでの経験をもとに、支援組織を大いに活用して新しい事業を開拓し、元気な社会づくりに貢献してもらいたい旨のごあいさつがありました。
それに加えてご自身は、健康維持のために毎日3個のリンゴを欠かさないとの、いかにも青森県人らしいコマーシャルもありました。
 
 続いて「おもしろおかしく」を社是に掲げるなどユニークな経営で知られ、「イヤならやめろ!」(日本経済新聞社発行)などの著作も多い、京都の堀場雅夫・堀場製作所会長の基調講演がありました。
 
 (ご講演の要旨)
 
 20世紀は「集団」の時代であり、21世紀は「個」の時代といわれます。肩書きなしの個人名で、地位や収入にこだわらない人生を送りながら、それぞれの自己表現や人生目標を達成することで幸福感を味わえる、すばらしい時代が到来します。そのためには、日ごろから自分の価値観や人生の目標を、しっかりと確認しておくことが大切です。
 
 この夢を実現する最高の方法は、新しい事業を興すこと(ベンチャー)であり、これほど自己の存在を明らかにし、自己実現の自由度の高いものはありません。
しかし現在は越えなければならないハードルも何かと多く、この行動を起こせる最短距離にいるのは、現役の経営者の皆さんなのです。
 
 ハイテク産業ばかりがベンチャーとは限りません。「砂漠に花は咲かない」の例え通り、地域の伝統産業のノウハウを活用しながら、新分野に進出するタイプの企業が、私の京都では数多く見受けられます。
 
 新しいビジネスに進出するときのヒントは、多くが異業種交流の中から生まれます。いよいよ進出するときは支援組織を大いに活用し、自前で何でもやらずにアウトソーシングすることで、「8合目からスタート」できれば、成功する確率がずっと高くなります。
情報化が進む現代では、独創的で具体的な事業プランさえあれば、賛同者もすぐに見つけることができます。
 
 私事ですが、年配者向けのおしゃれな洋服が、なかなか探せないで困っています。
世間ではモノが売れないとぼやいていますが、65歳以上の年齢層の総資産が、それ未満の総資産より多いという事実に、関係者はもっと着目する必要があると思います。              以上
 
 
 氏が新著「問題は経営者だ!」(日経BP社)の中で説かれている、「経営者は社員や社外の人たちに対して、幸福な気持ちをもたらすサービス業です」との一言が心に残り、折りに触れて自問自答をしている昨今の私です。
 
 ちなみに前出「年配者向けの・・・・」のところに心当たりのある方は、川北義則著「売る相手を間違っていないか!」(主婦と生活社)、新刊ではパコ・アンダーヒル著「なぜこの店で買ってしまうのか」(早川書房)を読んでみることをお勧めします。
高齢者向けの「売れるヒント」がいっぱいです。
 
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