2002年07月
・7月28日(日)
 「隠れ家ごはん!」に畑山隆則さんが出演しました。
 
 今夕、テレビ朝日系列「隠れ家ごはん!」に、青森県出身で元プロボクシング世界チャンピオンの畑山隆則さんが出演しました。今日は彼の27歳の誕生日だそうです。
 
 番組では、現役時代の減量中に格好のスタミナ源としていたという「ニンニクの丸揚げ」と、タラのかわりにスズキを使った「夏のじゃっぱ汁」に舌鼓を打っていました。
 
 シェフがせっかく味噌の量を多めにしたにもかかわらず、16歳から上京しているという彼が、まだ味が薄いと注文をつけていました。人間は6世代くらい前からの味覚を引き継ぐという説もありますので、短命県である青森県民の塩分摂取量を減らすには、気の長い取り組みが必要なようです。
 
 ところで彼は、「疲れることは大嫌いなので、現役引退後はあまりスポーツをしていない」そうです。私たちが勝手に抱いているイメージと違う発言が飛び出してしまうのが、トークショーや講演会の面白さであり、また怖いところでもあります。
 
・7月23日(火)
 神戸での全青卸連通常総会に出席して
 
 青果仲卸組合の上部組織である全国青果卸売協同組合連合会の第13回通常総会が、今年は神戸市で開催されました。
 
 各地の組合から200人以上の出席者があり、役員の改選などがあってから、以下の大会スローガンが採択されました。
1.環境の変化に挑戦し、卸売市場を活性化しよう
2.安心で安全な青果物を公正・効率的な卸売市場流通で
3.信頼と連帯で発展する全青卸連
 
 続いての全体会議では、農水省卸売市場室長の井上明氏より「卸売市場を巡る当面の課題」とのテーマで、目下の最大の関心事は市場内業者の経営建て直し策だとして、「卸売市場競争力強化総合検討委員会中間報告」と「食品流通の効率化等に関する研究会」についての解説がありました。
 
 その後、公正取引委員会出身で桐蔭横浜大学法学部教授の鈴木満氏から、「仲卸業者の経営基盤強化のために」と題した講演があり、「市場経営基盤強化事業報告書」の解説と、適正取引の推進策などについてアドバイスをしていただきました。
 
 ところで7年前の大震災の時には、当社も芦屋市に青果物の提供とボランティアの派遣をさせていただきました。そして今回、現地を訪れてみて、その見事な復興ぶりには驚嘆してしまいました。
 
 その意味でも、今回の開催をお引き受けいただいた神戸東部市場組合関係者の皆様には、心から敬意を表します。大変お世話になり、心から御礼申し上げます。
 
・7月21日(日)
 DASH村と乳業会社の距離
 
 NTV系列の人気番組「DASH村」では、これまで野菜作りや稲作に挑戦してきましたが、今年は果樹の栽培にも取組んでいます。
 
 遅霜から守り、鳥よけ、雨よけをしながら、先月末に10数個のさくらんぼ(佐藤錦)を初収穫しました。虫くいや実割れした粒も捨てることなく、じっくりと味わう至福の表情が印象に残りました。まさに番組のホームページで言う、「自分たちの手で作る果物は、我が子のようであり宝石のようでもあります」の通りです。
 
 その直後には、まだ小さな実が成ったばかりのモモやナシの木などに2回連続して台風が襲い、視聴者の多くをハラハラさせました。
 
 たまたま今夜のNHKスペシャルでは、「会社が信頼を失ったとき」を放送しました。食中毒事故と子会社の偽装事件が続き、会社存亡の危機に立たされた乳業会社の社員たちが、「どうしたら消費者からの信頼を取り戻せるのか」と苦闘している姿を伝えていました。
 
 私は今でも、このメーカーの宅配牛乳を愛飲しておりますが、一旦失ってしまった信用を取り戻すことの難しさとともに、「DASH村」が番組の中で訴え続けている生産者の心を、なぜ軽々に踏みにじってしまったのか、同じ流通業者の一人として考えさせられました。
 
 遠くなりがちな生産者の声や心意気と消費者の反応やニーズを、できるだけ多く伝えていく使命がある私たち業界人は、今回の一連の事件を他山の石とすべきでしょう。
 
 (7月27日 追記)
 このほど、「DASH村」が『DASH村開拓記』(東京ニュース通信社刊)として一冊にまとまりました。ムック仕立てで、これまでの村づくりの全ノウハウを一挙大公開しており、ファンには必読の書です。
 
・7月13日(土)
 第2回八戸青果市場セミナーを終えて
 
 今年度第2回のセミナーは、市内の常現寺住職・高山元延氏に「いただきますの心」と題した講演をお願いし、あおもり県民カレッジ認定の公開講座としました。 
 
 講師は市内有数の檀家の多いお寺の住職ですが、地域に開かれたお寺を目指し、『太鼓&YOSAKOIフェスティバル』や『小中野芸者 八戸の四季を唄う』などを催すとともに、『新井田川灯篭流し』やNHK文化センター・公民館での座禅教室、最近では公会堂での『相田みつを展』などの「こころおこし」活動にも尽力されています。また、地元ミニコミ紙に10年以上にわたり、『和尚さんのさわやか説法』を執筆中です。
 
 このように年中が「師走」といった感じのお忙しい方ですが、実は私の高校時代の同級生で、大学時代も共に東京・世田谷で過ごしたご縁があり、今回の企画がまとまったものです。
 
 講演では、「私たちは野菜や魚などの生命(いのち)をいただいて、生かしていただいています。食べるということは、生命あるものから貴重な生命をいただくことなのです。『いただきます』という言葉には、感謝と思いやりの気持ちがこもっているのです」と説き、すべての食べ物に感謝するとともにけっして無駄にしないようにと勧められました。
 
 そのうえで「私たちはお互いに支え支えられ合って生きています」とし、自分さえ良ければと考えがちな昨今の風潮を戒められました。
 
 近ごろは「食」にまつわる不祥事が政治家に負けないくらい続き、私たち業界人にはそのモラルが問われています。私たちは生命の元を取扱い、生命をつなぐ大切な役割を担っているのだという自覚を深めることができて、今回の講演は本当に時宜を得たものとなりました。 また一般参加者の皆さんにとっても、慣れっこになっている普段の食事をもう一度見直してみる、よい機会となったのではないでしょうか。
 
 「からだの栄養」を届ける仕事をしている私たちが、「こころの栄養」をいただいたひと時でした。                                            
 
 
前月 目次 次月
トップ / ご挨拶 / トピックス / 会社概要

社長日記 / 市場の四季 / お役立ちリンク