2002年12月
・12月24日(火)
 ETV2002「吉野家社長が語る企業改革」を見て
 
 これまで外食産業の旗頭として快進撃を続けてきたマクドナルドでさえ、創業以来の減収減益となった構造不況の真っ只中に、ひとり躍進を続ける牛丼チェーン「吉野家」の社長・安部修仁氏が、今夜のNHK教育TVに登場して、その経営のコツを伝授してくれました。
 
 その語録は、「日本の大多数の会社は、経営者の怠慢から組織の硬直化に陥ってしまっている」とし、これを改革するには「手を変え品を変え程度のことでは解決しない。一度リセットしてやり直すしかない」との結論でした。
 
 また、一度は倒産した経験を踏まえ、「誰よりも失敗の学習を重ねていることが財産だ」とおっしゃるだけあって、「チャレンジしないで問題を放置しておくことが、一番良くないことだ」と言い切っていました。
 
 アルバイト社員から社長にまでなった異色の人物だけに、机上の空論を嫌い、現場の分析を徹底的にした上で、次々と新たな方針を繰り出す氏の手法は、うなずかせられるものが多くありました。
 
・12月01日(日)                                        
 東北新幹線八戸駅開業に寄せて
 
 盛岡で途切れていた東北新幹線が、20年がかりで我が八戸まで 伸びてきて、ついに今朝から「はやて」が走り始めました。そして今日の八戸駅とその周辺は、まるで東京駅のような賑わいとなりました。
 
 地域の住民にとっては待望の新幹線とあって、しばらくの間は祝賀のイベントなどが続き、人の動きも活発になるでしょう。おかげさまで 当社の商売にも、プラスの効果が出始めてきています。こんなムードが、ずっと続いてくれればと願っているのが正直なところです。
 
 さて今後の課題は、これらの動きにどのように弾みをつけ、持続していくのかということになってきます。現在の停滞した景気から考えると、ビジネス客の動きに大きな期待はかけられません。残るは、「観光」に関連した人の動きにかかってくるでしょう。
 
 幸いにも青森県には、まだ手付かずのさりげない自然景観と、海と山の豊富な食材を使った美味しい料理がたくさんあります。これに温かい「もてなしの心」を添えれば、時間に追われて疲れている都会の人たちを、たっぷりと癒やしてあげることができましょう。
 
 ざっと見どころを紹介しても、あの世とのコミュニケーションが図れる恐山、約5千年前の縄文時代にタイムスリップできる三内丸山遺跡、世界遺産の白神山地、国立公園の十和田・八幡平、いたる所にある温泉地、青森ねぶたや八戸三社大祭などの豪壮な夏祭り、少し目先を変えて、国内有数の水産基地・八戸港、世界最長の青函(海底)トンネル、県内各地に駐屯する陸海空自衛隊と米軍の基地、国内最大級の核燃関連施設群などなどと、数えあげればきりのない、まさに過去から未来まで何でもありの県なのです。
 
 ただ、こうした場所がたくさんあることのPRと、現地を実際に見て頂く工夫が不足している現状は否めません。そこに住んでいる人たちは、その土地の魅力をあまり意識せずに暮らしているものですが、これを機会に自分たちの町や村のことをもう一度よく見直して、せっかく訪れてくれた旅行者の皆さんに、それぞれの立場で親身な対応をしていくことが、これからは大事なこととなりましょう。
 
 また、気持ちに余裕のあるこうした一人一人の行動の積み重ねが、「住んでて良かった」と誇りを持って言えるような、自分たちの町や村を形づくることにも繋がっていくと思います。
 
 それにしても開業初日の今日は、イベント用の食材納入や関連行事をサポートするために、朝の5時から夜11時過ぎまで、市内の各所を「はやて」のように駆け巡り、目の回るような記念の一日となりました。
 
 
 
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