2003年01月
・01月27日(月)
 フォーラム「北東北の『食』を語る」に参加して
 
 春の本格的な観光シーズンを前にして、「食」を柱にした観光戦略を練り直すにあたり、パネリストの皆さんから次のような提言がありました。

○地元の人たちが郷土のことを知り尽くし、誰もが観光客を案内できる
 ようなら、観光地として一人前。
○この地方は豊かな自然に恵まれ、食材の宝庫と言える。伝統的な
 郷土料理に加え、独創的な料理も提供しよう。
○官民一体となった活動を継続し、粘り強く情報を発信し続けること。
 そのうえで、食の祭典のようなイベントを開催すればよい。
○本物の食材を活用した健康的な料理を提供して、いつでも食べる
 楽しみがあふれている街にしよう。
 
 そのうえで、八戸プラザホテルの中川原総支配人とは大学同期の間柄とのことで、たびたび当地にお出かけ願っている服部学園・服部幸應校長から、「これからは本物・健康がキーワードになります。青森県民が塩分の多い現在の食生活を改善し、豊富な野菜や果物をたくさん食べて、短命県から長寿県にランクインするようになれば、観光客は黙っていてもやって来るでしょう」と、地道で息の長い活動も心がけるよう辛口のアドバイスがありました。
 

 
 その後に設けられた交流会では、郷土料理や八戸らーめんを試食しながら、私も服部校長と「スローフード」や「青果物消費拡大策」などを話題にして、短時間でしたが懇談をさせて頂く機会に恵まれました。(写真:ラジオ局のインタビューを受ける服部校長)
 
・01月21日(火)
 見城美枝子さんをお迎えしての新春セミナーを終えて
 
 仲卸組合の今年度の重点事業に位置付けてきた「八戸青果市場セミナー」は、これまで専門家の方々を講師にお迎えしてきましたが、年の初めにあたって、より広い視野から「食」について考えてみようと、今回は元TBSアナウンサーで青森大学教授の見城美枝子さんにお願いして、「信頼で結ぶ食の安全・安心」をテーマに講演して頂きました。
 
 昨年1月に開催した青森県文化アドバイザーの鈴木健二さんをお迎えしての「ベジフル・シンポ」と同様に、今回も市場協力会にタイアップして頂き、行政を含めた市場内外の約150名が受講することができました。そしてタイミングのよいことに、農水省が今年から提唱し始めた「1月は食を考える月間」に因んだ催しともなりました。
 
 講演では、日本郵政公社設立委員やJA全農経営管理委員など多方面で活躍中の見城さんから、幅広い見地での貴重な提言があり、混迷する食の現状を見つめ直すヒントを沢山頂くことができました。
 
 とくに私たち業界に対しては、「トレーサビリティーをきちんと構築して、安全・安心な農産物を安定的に供給してもらいたい」とし、さらに「安心の意味には食料自給率が高いことも含まれるので、地産地消の意識を高め、自給率の向上を図りましょう」と提唱されました。
 
 関連して謝辞の中で私から、「トレーサビリティーの構築は時代の要請でしょうが、多くの時間と労力がかかることでもあり、高齢化した生産者の負担になるようでは、自給率の向上もままなりません。国産の有機農産物が定着できずに、輸入品をはびこらせてしまった二の舞になりかねないので、行政やJAのきめ細かいサポートが不可欠です。先生には無所属の立場で、機会を捉えてもっと発言して頂きたい」と要望しました。
 
 また、講演の前に当市場を視察してから、打ち合わせをしながら新鮮な魚介類の昼食をご一緒させて頂いたところ、お世辞抜きで感激された様子でしたので、当地の食べ物のおいしさも是非PRして下さるように、お願いをしておきました。
 
・01月18日(土)                                        
 当市場恒例の新年祝賀会を終えて


 
 市場開設以来、あの三陸はるか沖大地震のあった年さえ中止することなく続けてきた新年祝賀会を、今年も本日開催することができました。そして今回は計らずも企画段階から参加させて頂き、私なりの取り組みができた催しとなりました。
 
 この祝賀会は、市長・国会議員・周辺町村の首長・地方議会の議員・商工団体や金融機関の代表等を招き、市場協力会が主催するものですが、関係各社の経営者のみならず社員も一同に会する点で、全国的にも稀なものと思います。
 
 私は、年に1回ほぼ全員の顔が揃うこの機会に着目し、前年に顕著な業績を残された業界人を紹介することで、後に続く人たちに発奮してもらえるような場面をプログラムに加えてみました。
 
 まず、当市功労者を受賞された買参組合の八百理事長に対し、協力会から記念品を贈呈し、その功績を称えました。続いて、昨年暮に当市で開催された新幹線開通記念NHKのど自慢大会において、見事チャンピオンに輝いた市内某スーパー勤務の女性社員には、アトラクションに快く出演して頂き、実力のほどを披露してもらいました。
 
 彼女がパンチの効いた豊かな声量で唄い始めたとたん、それまでの酔いも回って騒がしかった会場が一瞬のうちに静まり、一曲終わるごとに大きな声援も飛んで、大変な盛り上がり方となりました。
 
 これに加え、管理事務所や銀行の芸達者な面々や、仲卸会社の社長も飛び入り参加した津軽三味線の社中も座を大いに盛り上げてくれて、日程通りに終宴となりました。
 
 最後になりましたが、今回の企画に理解を示して頂いた理事者の皆さま方と、運営に尽力して頂いた方々に、厚く感謝を申し上げます。
 
 (2003.03.15 追記)
 今年度に全国で誕生した48組のNHKのど自慢チャンピオンの中から16組が今夜、東京のNHKホールに集結して、総決算とも言える「チャンピオン大会」が開かれ、テレビで生放送されました。
 
 新年祝賀会のアトラクションに出演してくれた彼女もこの中に選ばれ、惜しくもグランドチャンピオンなどは逃したものの、会場内のご両親から大きな声援を受けながら、栄光のステージで熱唱しました。
 
 
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