2003年04月
・04月19日(土)
 NHK教育テレビ「無理をしないで成長経営」を見て
 
 今夜の「21世紀ビジネス塾」では、ほとんどの企業が利益を出せない経営を強いられている中、創業以来45年連続して増収増益を続ける長野県の寒天メーカー・伊那食品工業の塚越社長の経営哲学を紹介しました。
 
 番組では、この会社が主に和菓子の原料だった寒天を、常識を覆すような商品に改良して、ヨーグルト、チーズ、口紅などの新たな用途を開拓することで、価格競争に巻き込まれることなく成長を維持してきたことを明らかにしました。
 
 社是に「いい会社をつくりましょう〜たくましく そして やさしく〜」と謳い、人を大切にする経営を貫く氏の以下の言葉は、私も見習らっていかねばならないことばかりです。
 
1.景気や市場は自分でつくるもの。
2.売れるモノではなく、買ってもらえるモノを。
3.急成長すると反動がある。末広がりで。
4.バランスが大切。盆栽経営を。
5.引継ぐ時は、後継者が実力を出せるように。
6.企業の価値は永続してこそ。
 
 いずれにしても、経営者の私を含めて、5年、10年先を見据えた人財の育成がきちんとできるかが、鍵となってくるのは間違いありません。
 
・04月18日(金)
 NHK総合テレビ「町工場・宇宙に挑む」を見て
 
 今夜の「にんげんドキュメント」は、日本一の町工場密集地・東大阪市の工場経営者のおっちゃんたちが、自分たちの力で人工衛星を打ち上げる夢に挑戦している姿を追いました。
 
 番組では、産業の空洞化が急速に進むなか、「ものづくりの灯を消してはならない」、「若者が仕事に魅力を感じて集まってくる、元気な町に しよう」と、工場経営者たちが50センチ四方の小さな衛星「まいど1号」を、2005年までに完成させるプロジェクトを立ち上げ、商売上の苦境 と闘いながらも手探りで進む様子を紹介しました。
 
 これまでの下請けから脱皮して、企画から製造販売まで手がける企業群への成長を図るべく、仲間探しをしながら東大阪宇宙開発協同組合の設立までこぎつけ、慣れない事業計画などの取りまとめに苦悩し続ける軌跡には、多少なりとも組合運営に関わっている者として、身につまされる思いがしました。
 
 それまでは非公開が常識だった各々の工場を、お互いに見学し合って、組合員どうしの絆を強めていくリーダー青木理事長の「夢があれば前進しまっせ」という一言が、いつまでも耳に残ります。そして、この壮大な事業が見事に成功し、「希望の星」が宇宙にまたたくことを祈らずにはいられません。
 
・04月05日(土)
 NHKスペシャル「逃げるなあきらめるな」を見て
 
 大手百貨店「そごう」は、かつて小売業売上高日本一にまで登りつめながら、バブル崩壊後は経営悪化の道をひた走り、2000年7月、とうとう破綻に至ってしまいました。しかし、その後たった1年で黒字化を果たし、今年1月末には再生計画を終了しました。 
 
 今夜の番組では、請われて社長に就任し、見事に再建を果たした和田繁明氏(西武百貨店元会長)の節目節目の言行を詳しく紹介することによって、これまでの道筋と氏独特の経営理念を明らかにしました。
 
 規模や業種は全く違っても、私は経営者のひとりとして、番組の中での氏の次のような言葉が胸に染みました。
・再建はスピードが命。
・今までの仕事のやり方を変えられなければ、同業他社につぶされる。
・社員が多いほど、お客様へのサービスが良くなるとは限らない。
・売場に感動がなければデパートとは言えない。
・ビジネスマンの心構えは「逃げるな。ごまかすな。あきらめるな」。                                
 
 
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