2003年09月
・09月19日(金)
 弘大の講演会「野菜と健康」を終えて 
 
 弘前大学八戸サテライトと八戸市経済部の共催による公開講座が、消費者など約100名を集めて開催されました。
 
 「野菜と健康」をメインテーマとした今回の企画は、本日のコーディネーターを務めて下さった同大学農学生命科学部の豊川好司教授に、私からも提案させて頂いたものでした。すぐに実現したものの、開催日が週末の午後、それもお彼岸の前日とあって、市場関係者の来場を見込めず心配しておりました。それでも豊川教授の予想された倍の参加者があり、ホッと胸をなでおろした次第です。
 
 さて今回は、弘大ならではの農学系と医学系のお二人の先生から、共通のテーマで各々の専門分野からみた講演をして頂きました。受講者は健康な生活に野菜は不可欠なことを再認識するとともに、知的好奇心を充分に満たせたことと思います。
 
 特に、日本で一番ウン○を調べた学者と称される、衛生学が専門の医学部・中路(なかじ)先生の「食物繊維と健康」と題した講演では、次のような興味深い解説がありました。
 
○食物繊維とは、貴重な「食べ物のカス」。
○食物繊維の定義が米国より日本の方が広い。このため、健康
 食品として売り出しやすい。
○インスタント食品は栄養バランスは良いが、塩分が多過ぎる。
○青森県民が短命な理由
 1.喫煙率が高い 2.肥満の人が多い 3.大酒飲みが多い
 
 いずれにしても両先生の講演内容は、私が今後も青果物を商っていく上で、大きな自信につながるものでした。ここまで尽力された3人の先生方には、厚くお礼申しあげます。
 
 ちなみに、今回の参加者は健康に関心の高い市民と見て、私の方からは今回のテーマに関連する「べジフルセブン」のパネル展示とリーフレットの配布を、県内での活動に先駆けてさせて頂きました。機会を作って下さったスタッフの皆様にも、この場で感謝を致します。
 
(「べジフルセブン」の詳しい内容は、青果物健康推進委員会の HPをご覧下さい)
 
・09月17日(水)
 東京ウオッチング(株価・大相撲・駅弁)
 
 本日、まだ暑さが残る東京での業界関連の全国会議に、得意の日帰りで出席してきました。
 
 上程された議案や報告の中身は、非常に厳しい冷や汗ものでしたが、日経平均株価が一時1万1千円を超す水準まで戻ったことで、やっと最悪期を脱した安堵感が広がったのに加え、阪神が18年ぶりにリーグ優勝を決めたため、関西からの出席者に笑顔が戻り、ことのほか早く審議が進みました。
 
 このため例によって、帰りの新幹線までの時間を利用して、久しぶりに両国国技館を訪れ、大相撲9月場所を観戦してきました。
 
 今日の入場券モギリの当番は、元高見山の東関親方で、例の ニコニコ顔で握手のサービスまでしてくれました。さて中入り後の取組みでは、負けはしましたがガッツあふれる高見盛への声援がものすごく、22歳の横綱朝青龍も、持ち前の気迫で段違いの強さを見せつけました。
 
 ちなみに番付を見て気付いたのですが、青森県出身力士のなんと多いこと。幕内に限っても、前述の高見盛や岩木山(青森大学大学院に在籍)など、40人中に7人がいてトップとなっています。このところ外国人勢に押され気味の日本の国技を、なんとか支えてくれている彼らには、大きな声援を送らずにいられません。
 
 その意味では、これら本県出身力士のなお一層の奮闘を期待しつつ、輸入攻勢にさらされながらも農産物の一大産地として踏ん張る本県生産者に応援のメッセージを送り、併せて農産物の消費拡大を図るために、ここ一番の取組みには、県内の業界団体などから懸賞を出すことを提案するものです。
 
 例をあげれば、年商500億円規模の食品メーカーさんが何本も懸賞を出して、場内アナウンスに「野菜たっぷりのお茶漬けでお馴染みの」と連呼させ、これがNHKの放送で全国に流れています。同じことが、年間2500億円超を出荷する本県に、できない訳がないと思います。
 
 また、これほどの相撲王国青森県なのですから、夏の涼しさを逆手にとって、本場所を何年かに一度でも開催し、暑い東京からの観光客を呼び込むことなど考えられないものでしょうか。後継者を育成する意味でも、一考の余地はあると思います。
 
 さて、帰途の東京駅構内で「野菜たっぷり弁当」というものを見つけました。1日の野菜摂取目標量350g中、180gが入っているとの触れ込みで、迷わず買い求めました。この種の商品を積極的に推奨する制度が、「べジフルセブン」などにあってもよさそうです。
 
 ちょうど同じ列車に、当社納入先の弁当屋さんも乗り合わせていたため、東京よりもずっとおいしい県内産の野菜や果物をたくさん使った駅弁を、ぜひ開発してくれるように提案してきました。
 
(2004年03月 追記)
 この欄で提案させて頂いた大相撲に懸賞を出す件が、思いがかなって今月開催される大阪春場所から実現する運びとなりました。
 
・09月15日(月)
 NHK総合「あっぱれ!スーパー100歳」を見て
 
 今夜のNHK総合テレビは、敬老の日特集として標記の番組を放送しました。
 
 明治・大正・昭和・平成を生き抜いた100歳以上の高齢者が、今年2万人を超え、わずか5年間で2倍になったとのことです。こうして我が国は、65歳以上の人が全国民の5人に1人を占めるという、世界にも例を見ない長寿・高齢社会に突入しました。
 
 番組では、なかでも特別元気な人たちの日ごろの生活ぶりを伝えるとともに、アンケートによって、老いてなお楽しく豊かな人生を過ごす秘訣を探りました。
 
 そして調査の結果、次のようなことが明らかになりました。
 
○好きな食べ物は
 1.うなぎ・すし 3.さしみ 4.漬け物 5.ご飯・天ぷら・カレー
○よく噛んで食べれば、頭もボケない
 (退職金をもらったら、まず歯を治そう)
○よく眠ること(早寝・遅起き・昼寝付きが最高)
○プラス志向すれば、体もよく動くようになる(いつもニコニコ)
 
 関連して我が国の農業に目を向けてみると、担い手農家の半数が、ひと足早く65歳以上になっています。その結果、ここ5年間で30%弱も農家が減ってしまい、政府が目指す自給率向上など全くの絵物語となりつつあります。そして現在、それこそ生産者に駄目押しするような決議をしかねない、WTO(世界貿易機関)の閣僚会合がメキシコで開催されています。
 
 
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