2003年12月
・12月11日(木)
 講演会「野菜と健康2」を終えて

 
 弘前大学八戸サテライトと我が八戸青果卸売協同組合の共催となった今回の講演会では、私が前座を務め、「ふるさと産品消費県民運動」や「ベジフルセブン」などを通じた地産地消への今後の業界の取り組みを、ビデオを使いながら発表させて頂きました。
 
 その後、渋谷長生・助教授のご講演に続いて、参加者との意見交換会が持たれました。席上、生産者と消費者の高齢化が待ったなしで進む中、消費者の健康・安全指向の高まりを受けて、これまでの効率一辺倒の流通を見直し、地産地消も見据えたキメ細かい対応を、業界側に望む声が多く出されました。
 
・12月06日(土)
 週末の夜、NHK教育テレビを見て                                 
 
 我が家では、週末の夜はタウンウオッチングを兼ねて外食をすることが多いのですが、今夜はカミさんが友人達と忘年会に出かけたため、まとめてNHK教育テレビを見ることにしました。
 
 まず「ビジネス塾」では、東急池上線沿線の大手スーパー前に30坪の店を構え、年間5億円を売る青果繁盛店を紹介しました(看板に「安信屋」さんとあり)。
 
 そのライバルスーパーから学んだ値入れ戦術とは、
1.粗利益率を4段階にして、インパクトのある目玉商品をつくる。
 (損して得とれの商法)
2.商品数を絞り込み、ボリュームのある陳列をする。
3.買いやすい単価にするため、量目を変える。
 
 そして回転率を高めるための独自の工夫は、
1.明日の品揃えは、天気予報を聞いて決める。
2.前日に仲卸に発注して、人手は販売に集中させる。
3.午前中に売上を集中させ、早々と売り切る。(売切れ御免商法)
 
 いずれも、小回りがきく単独店の有利性を活かし、チラシに頼らず安さと鮮度感をアピールして、消費者を引きつける商法と見受けました。ちなみに、店構えはマルサン風でした。
 
 関連しますが、食品流通ジャーナリストの川島佐登子さんが開設しているHP「食品広場」でも、「元気な小売店」・「元気な果物店」のコーナーで、全国の元気印のお店をたくさん紹介しています。一度クリックしてみることをお薦めします。
 
 次に、土曜フォーラム「農の価値、農の力〜新時代の日本農業をどう導くか〜」を見ました。
 
 番組では、知恵と工夫で消費者の心を掴んだ農家の取り組みと、ヨーロッパ各国の農業政策を紹介し、自立した農村や農家の築き方を探りました。
 
 木村尚三郎氏らのパネリストの発言の中では、次のような点に共感を覚えました。
・食料は心と体の元気のモト。農業は生命産業。
・私達は命あるものを頂く連鎖の中に生きている。
・自然と仲良く暮らし、命の大切さを教えてくれるのが農村。
・地元の産物を地元で食べるのが一番おいしい。
・都会の真似をせず、静けさを保つことも重要。
・農村が荒廃すれば、日本人の心もすさぶ。
・私達には、きれいな自然を次の世代に引き継ぐ使命がある。
 
 ここでコマーシャルです。たまたま我が八戸青果卸売(協組)でも、このテーマに関連する講演会を、弘前大学八戸サテライトと共同で開催することになりました。「野菜と健康2〜なぜ地産地消か〜」と題して、講師に渋谷長生・助教授を迎え、今月11日(木)午後から八食センターくりやホールで開きます。
 
 
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